アロイドの一種、ザミオクルカスをお迎えしました

昨日のフィカスに続き、この冬 新たにお迎えした植物のお話です。


ザミオクルカス・ザミーフォリア(Zamioculcas zamiifolia)とザミオクルカス・レイブン(Zamioculcas zamiifolia ’Raven’)の葉挿し苗


ザミオクルカス・ザミーフォリア(Zamioculcas zamiifolia)、サトイモ科(Araceae)の植物で一属一種のモノタイプ。アグラオネマやアンスリウムなどとまとめて「アロイド」と呼ばれる植物の一角です。
ただし他のアロイドとはあまり似ておらず、ソテツの仲間のザミアに似ていることからザミオクルカスと名付けられました。

熱帯および亜熱帯アフリカ南部 (ケニア、タンザニアからナタール、ザンジバル諸島)の森林やサバンナに自生。耐寒性が低くい反面、耐陰性が高く室内で観葉植物として愛されています。


芋から葉が生えているように見えるけど、実際は逆。本体から切り離された葉から芋が出てくる


無茎の葉が巨大な芋から直接生えるビザール(珍奇)な植物らしいんですが、今のところ小さすぎてその片鱗は見えません。

1996年頃、オランダのナーセリーが大規模に商業展開をスタート。成長こそ遅いものの、丈夫な性質とご覧のとおり葉っぱ一枚から簡単に増やせることもあり、ポピュラーな観葉植物になっているそうです。
特に中国では縁起の良い植物として、旧正月に飾られるようになっているそう。日本で言うとナンテンやウメのような感じでしょうか?


黒い葉の方が園芸品種’レイブン’
レイブンはカラスの意


今回うちに来た子たちは1番大きいものでも直径1cmほど。とりあえず様子見で2.5号鉢に、芋が隠れるくらいの深さで植えてみました。

どのくらいのスピードで成長するんでしょう? 楽しみです。


芋を地表に露出させて眺める楽しみもありそう


無事大きくなりますように。

ではでは。

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